2008年06月28日

早起きできない

社会人になって一番の悩みといえば朝に弱いことでしょうか。私にとっていま最も大きな課題は「いかにすがすがしく起きられるか」です。

そういえば、高校時代に生物の先生が「人間の体内リズムは1日25時間なんだ」と話していたのを思い出しました。なんでも、人間は外の状況も時間も分からない空間で生活すると、1日25時間周期で過ごす、という実験結果があるそうなんです。地球は24時間でまわるのに、なんでその上に生活する私たちの体内時計は1日25時間に設定されてるんだ!? 不思議! と、これを聞いたときには本当に衝撃的でした。

このずれのなぞはいまだ解明されていないそうです。火星の自転が25時間らしく、人類の祖先は火星に住んでいたのかも、とロマンテックなことをいう人もいるようですね。

山田詠美さんの著書「僕は勉強ができない」でもこの「1時間のずれ」が登場する短編があります。普通の人は、食事や遊びや仕事など、日常の動作をくり返すうちに少しずつ体をだまして、つじつまを合わせていきます。しかし中にはそれがうまくできない人がいます。そういう人たちは、常に「時差ボケ」のような状態で生きていくというのです。

これを読んでからは「自分を含めて、この1時間のずれをうまく修正できずに過ごしている人が多いのかもしれない」とおぼろげに思うようになりました。中古車をカービューで査定中によくボーッとしている私ですが、なるほど、それは時差ボケ回復のための時間なんだと、自分自身を肯定しています。ごまかしているともいいますが。

なお、この「1時間のずれ」を修正する一番いい方法は、朝にお日さまの光に当たることだそうです。朝起きたら伸びをして、日の光をいっぱいに浴びて、すてきな1日をはじめましょう。



Posted by もーもー at 14:19 │Comments(0)生活
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。